第14回おしょろ様供養祭
第14回目となる「おしょろ様供養祭」が7月15日(月)あいにくの天気となりましたが、多くの方にご来館いただき執り行いました。
近年では生活環境の変化や畑の減少、川に流せなくなった事情により「おしょろ様」を納める場所が減少してきました。そのような話が出たことから「はまそう会館 曳馬」では毎年、遠州大念仏に実演を行っております。
また多くの方に楽しんでいただけるよう模擬店や百円市などもあります。毎年楽しみにしていただいてる方も多くなり、開場前から多くの方が訪れました。
開場案内と共に、お目当ての品物を探して大変な賑わいを見せています。
模擬店も早くから大盛況。担当者は慣れない手つきで頑張っています。
物価の上昇している最中ですが、100円や200円で販売しているので小さなお子様でも安心してお買い物を楽しめます。
ちびっこ達もコーナーに集まり、雨が降る中負けずに楽しんでいます。
室内に設置した迷路にも多くの方が楽しんでいました。しかし手作りですので、開始早々崩れていきます。それでも、子供たちは楽しんでいました。作成者も大満足です。
今回は雨の為、屋外で食事ができず室内のみとなりましたが、解放した室内は常に満員です。
お買い物などで楽しんでいただいて19:00より遠州大念仏の実演です。今年は二組お招きしました。
1.都田中野組
カシラは村松浩之様で10代から80代まで幅広いメンバーで45名から成り立ちます。女性も活躍しています。特徴は16分の1拍子のスローテンポの踊りと、盆踊りや追悼の詩が入ります。
2.浜松早出組
カシラは伊藤好弘様で18歳から83歳まで女性のメンバーも活躍しながら、38名のメンバーから成り立っています。組の見せ所は、草履をはき浴衣を着流しにて上品に踊りを切ることです。
それぞれ特徴ある踊りに、皆見入っていました。雨の為駐車場内での開催になりましたが、大念仏の方々も天上の高さを気にしながら見事に披露していただきました。
遠州大念仏のいわれについては こちら をご覧ください。
大念仏の終了し「おしょろ様」の供養を行います。
おしょろ様の供養に訪れる神式のお宅様の要望もあり、神仏合同の供養祭を行いました。
神式は高塚町 熊野神社 戸塚宮司です。
仏式は浄土宗榮秀寺 桑山副住職です。
祝詞を上げてる間、桑山副住職にも玉串を、お経をあげてる間は戸塚宮司にも焼香していただきました。
一般を代表して、玉串と焼香を行いました。
雨の降る中、多くの方が訪れ307のおしょろ様を供養いたしました。
来年も7月15日に行う予定です。皆さまのお越しをお待ちしています。